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大震災 地震発生後 必要なもの 水:飲料水、生活用水について考える。

1回目から継続して読んで頂き、ありがとうございます。

 

今回のテーマは「水」です。

生きるためには当然、水が必要になります。

それが飲料水であったり、生活用水であったり用途は大きくこの2パターンになるでしょう。

 

ここからの文章を読む前に、一度イメージしてみましょう。

いま、アナタの住む市町村で地震が発生しました。

そのとき、「水の確保」は必要だとアナタは考えました。

さて、「水の確保」ですが、どんな方法で確保を考えましたか?

 

恐らく、いま思いつくのは・・・

「蛇口」ではないでしょうか。

いまの時代、蛇口をひねれば水はでます。

正直な話をすると、地震が発生した場合、規模にもよりますが、建物の倒壊がない場合の「水の確保」の方法として、風呂に水を貯めることは有効な手段の1つではあります。

ある専門家の話では、「地震が発生した場合、断水する原因の1つとして貯水槽の漏水」を挙げている方もいます。

どういうことかというと、水を供給する水道管などの破損で断水、干ばつなどでの断水をイメージする方も多いですが、地震が発生した場合は貯水槽自体が破損してしまい、水が供給されない状態に陥るのです。マンションの方が地震が起きた場合の水の確保として、使用用途はなんでも構わないので、まず蛇口をひねって水を貯めましょう。

 

 

と・・・

少しだけ、豆知識を書きましたが、イメージして頂いた理由はわかりましたか?

そう、いま考えただけでも、水を確保する方法なんて現代社会においては水道以外ないんです。水道普及率が97.3パーセントに達する日本では「蛇口をひねると水がでる」のがもはや当たり前となっていますので、当然の考え方です。

 

つまり、事前に準備が必要になります。

よく、池や川があるので大丈夫だと言う方もいますが、災害時に池や川に水の安全性は低いです。⇒この話は後程ww

 

ここから「水」について、おさらいも含めて記載します。

<必要な水の量>
人間1人が1日に必要な飲料水は3リットル。
生活用水になると、1日6リッ トルもの水が最低限必要となります。

 

<使用用途>

1:飲料用
2:調理用
3:衛生用
4:トイレ用

<保管方法>
直射日光をさけて、できる限り高温にならない環境での保管

 

さて、ここまでは一般的な話になります。

ではここから実際にどういった使用用途で水はどのくらい必要になるのか、
また、費用としてどのくらいかかってくるのか見ていきましょう。

 

【飲料用】
ヒトの身体は通常1日で2-3Lの水を消費します。
汗や尿などはもちろんのこと、皮膚呼吸や内臓機能でも水分は消費されてしまいます。
そのため、ヒトが接種しなければいけない目安の水分は2L程度必要になります。
また、別の切り口ではありますが、水分摂取の方法として、食物を通して摂取もありますが、飲料の場合と比較すると
圧倒的に経口摂取が上回ります。

今回、水がテーマではありますが、飲料目的の水分と考えると、
ミネラルウォーターに限らず、お茶や野菜ジュースのようなものを準備するのもいいでしょう。

経口補水に関して言えば、下記の商品などはCMなどで見たことがある商品になります。
興味がある方・・・と言いたいところですが、試しに飲んでみてください。

これから何回かお伝えする予定ですが、
準備していても、実際に飲んだり、食べたりするとどうしても身体が拒絶する場合があります。

これを読んでいる方に感じてほしいのは、自分にあったモノを選んで準備してください。
そのために私もできる限り、紹介はしていきます。

もし、お近くのスーパーなどで見つけた場合は、それでもかまいませんので、
自分にあった飲料水が何か試してください。

この経口補水は、比較的飲みやすいものでした。
さらにポイントとしては、作り方が簡単なところです。

 

 

 

<調理用>
調理用の水は
①炊飯やインスタント食品、また汁気のある食べ物にも多くの水が必要です。
➁直接水を飲むのではなく、レトルト食品を温めたりする水です。
調理用の水については、この2種類に限られてきますので、
必要な水の量は準備する食材に関係してきます。
なお、調理用につかう水で、飲料としても使用できるもの、例えばおかゆなどは、飲料水として考えることも1つの方法です。
さらに、この調理用の水の➁に限って言えば、他の使用用途で代用することも不可能ではないため、
準備した食材、また準備した荷物の量によって考えていきましょう。

今回はみなさんが安心すること、そして低価格であるものを準備しておきました。

ちなみ、この調理用の水については、『ローリングストック法』ができるので、
買っておくことに損はありません。

逆に言えば、いま早めに購入して、備蓄に回すことをオススメします。

 

 

 

<衛生用>
手や顔を洗ったり、歯を磨いたり、風呂やシャワーを使うために利用する水です。
この衛星用については、優先度はかなり低いものになります。
上記2点の使用用途と比較した場合に生命維持に直結するものではないので、極端に言えば不要です。

考えてみてください。
現在、水を必要としないシャンプーがあったり、歯ブラシもあります。
また風呂にいたっては、ゆうに100Lを超えますので、備蓄は不可能です。

 

 

どうしてもお風呂に入りたい方は水を使わずにこういった商品もあります。

これも実際に試してみるといいです。

 

 

 

<トイレ用>
トイレってどのくらいの水を使用するか知ってますか?
目安として、1回の使用で約10L必要と言われています。

ん・・・!?
ということは、先に述べていた水の量より多くない?

その通りです。
単純に考えても明らかに、備蓄できる水の量ではありません。

つまり、携帯用のトイレを備蓄しておくことで、水の代替とします。
場合によっては紙おむつ、生理用品、紙類とビニールの組み合わせなどで補う必要もありますが、オススメはしません。

一応簡易型トイレは紹介しておきます。

 

 

 

さて、用途が見えてきましたので、準備する優先順位が見えてきましたね。

では、次の項目で、それぞれについて適した備蓄方法もお伝えしますね。

ではまた。

あなたの家族、そして、あなたを守るのはあなた自身です。