あなたを守るのはアナタ自身。知っておくべき災害必須アイテム。
1995年(平成7年)1月17日 阪神淡路大震災
2005年(平成17年)3月20日 福岡県西方沖地震
2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災
上記の日にちは全て日本国内で起きた地震の発生日です。
近年、富士山や九州地方の複数の山の活動も活性化しているとTVでも報道があるのが現状です。
四国地方でも地震が発生し、どこの地方でも地震はいつ起こってもおかしくないです。
実際に複数の地震に直面し、そのときの経験や専門家の話を聞いてみて、本当に必要ななモノが何か、また必要なモノをどういった使い方をするのか、意外と知らないことを今回まとめていきます。
地震に限らず、火事、雷、台風など直面したときに、少しでも知識が残っていれば、必ず生存できるように情報提供していきます。
あなたの家族、友人、なによりあなた自身を守ることができるのはあなた自身です。
今回は3月ということ、また地震はいつ起こってもおかしくないので、今回は地震のテーマで話をしますね。さらに初回ということもあるので、災害時の基本中の基礎も合わせ話をします。
【災害時に必要な所持品(備蓄)目安】
・水3日分(1日1人3L)
・非常食3日分
・トイレットペーパー、懐中電灯、マッチ、カセットコンロなど
※水については、生活用水が別に準備が必要です。
さて、いまみなさんは準備ができている状態でしょうか。
恐らく、「準備をしたほうがいい」「する予定があるがまだできていない」
そんな方がほとんどだと思います。
でも安心してください。いまからでも間に合います。
次に説明するのは、さらに詳細な所持品(備蓄品)になります。
【水】
先にも述べましたが、人間が1日に必要な飲料水は3Lです。
生活用水になると1日6Lの水が最低限必要となります。
ペットボトルのミネラルウォーターは賞味期限が約2年程になりますので、備蓄には最適です。
また災害時に給水を受けることを想定して、ポリタンクのように清潔で蓋ができるようなものを準備しましょう。
※ペットボトルなど水を備蓄する場合は必ず直射日光が当たる場所は避けてください。
【非常食】
食料品についても、水と同じことが言えます。
まず、最低3日分は必要です。可能であれば、1週間分準備すること。
1週間あれば、一安心できる量になります。
※備蓄に適したもの条件として、「保存期間の長いもの」「温度・湿度の低い場所で保存可能なもの」
ここでは、備蓄に適した食料品を簡単にまとめていきます。
缶詰:缶詰は保存期間が長く、そのまま食べられるので重宝します。
缶詰もいまは多種多様な種類がありますので、缶詰の詳細な選び方は後日案内しますね。少し話をすると、缶詰を選ぶ際には、缶切りなしで開けられるタイプを選ぶことが重要です。
レトルト食品:熱湯で温めるだけで食べることができます。火の起こし方についても後程案内します。レトルト食品のメリットは缶詰ほど重くないので携帯、備蓄準備に適しています。子どもがいる家庭では、災害時は重宝します。
フリーズドライ食品:実はいまかなり注目されている備蓄食材です。
水やお湯に浸すだけで食べられる、さらにおいしいと私の中では一押しです。
インスタント食品:ご存じのとおりのしろものです。
乾燥スープ:どうしても、食事が喉を通らないときに必要になるのがスープです。
災害時に食事ができないことは多くみられます。
子どもがいる場合は、特に気を付けてください。
チョコレート:高カロリーなチョコレートは体力の消耗を防ぐ効果、また災害時に起きうる精神的不安を解消するのに一役かいます。
大雑把になりますが、備蓄食料品については、ここまでにしておきます。
また後日、食料品については、紹介させていただきますね。
ここでいくつか食料品について書きましたが、準備段階で考えて頂きたいのは、
同じ味で「食べることに飽きない」ことです。
ですので、必ず、塩や砂糖はもちろん、醤油なども準備できればいいですね。
【道具一覧】
上記内容で、いくつか備蓄食料品を挙げましたが、これらを調理するため道具、
また、その他生活するうえで、いくつか必要な道具があるので、大まかに説明します。
・貴重品:忘れがちですが、預金通帳、印鑑、現金、健康保険証などは必ず準備してください。
・救急用品:ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など、特に持病がある方はここに医療器具が必要になります。
・頭:ヘルメット、防災ずきん
・顔:マスク
・腕:軍手
・懐中電灯:蝋燭は火災の危険があるので照明は懐中電灯が適しています。
・衣類 、下着
・毛布、タオル
・携帯ラジオ
・携帯電話、予備電池
・使い捨てカイロ
・ウェットティッシュ•洗面用具
・携帯トイレ
※乳児のいるご家庭はミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
各項目について、詳しく説明していきます。
各記事には、おすすめの情報を掲載したり、災害前に実際に練習してほしい内容も記載していきます。
あなたの家族、そして、あなたを守るのはあなた自身です。